中古品屋の中古物件にぶつかる

2011.10.24

仕方がないから、明日から北西の方位に探しに行こうと言って帰りかけると、易者が不意に思い出したように、「この下の店が売りたがっているが、どうだろう」ん?下の店?下の店って、何だったっけ。私は、そのオンボロビルの一階が何の店かも目に入らず易者の所へ駆け込んでいたのでした。「下の店は、何をやっているんでしたっけ?」易者はにっこり笑って、「中古品屋だ」えっ?中古品屋をはじめようと空き店舗を探していたら、中古品屋の中古物件にぶっかってしまったのです。こんなうまい話って、あっていいものでしょうか?売りに出されているワケを易者に聞くと、なんでもオーナーは本業は三陸のほうで魚の販売をしている、今度鮮魚の移動販売をはじめたい、その車両などの購入資金をつくるために店を売りたい。……だいたいこんな話でした。私は即、いい話だと直感しました。その話にウソがなければ、営業不振で倒産の憂き目にあっているわけではありません。ビルはオンボロですが、場所は盛岡駅のまん前の北上川にかかる開運橋を渡ってすぐという最高の立地なのです。「よしっ、ここで開業してやろう」私は中古の中古品屋を買おうと、ハラを決めました。