真冬でも浴室暖房機のいらないお気に入りの浴室

2011.10.01

息子が「地下部分の妹の居室以外の部屋は倉庫として使おう」と言いだしたのです。打ちっ放しのまま基礎としておいておくはずだった部分です。それでお金をできるだけ使わずに、汎用の床材、壁材、天井で施工することにしました。いくらお金をかけないといっても、その費用はどこかから捻出しなければなりません。その方法はどこかを削るしかありません。そして、どこを削るのか1階と2階との間で“攻防戦”が始まったのです。もちろん、私は1階部分のグレードを下げるのはイヤでした。時間と労力をかけてせっかく思う存分検討をし、その内容がいよいよ固まって、満足できる私たちの終の棲家がそこまで見えてきているのに、今さら変更するなんて賛成できるはずがありません。「地下の倉庫の部分は、またお金を貯めて少し時期を遅らせてでもできるでしょう」しかし、息子は耳を貸しません。「お母さん、1階の浴室のグレードをもうワンランク落としてくれないか」などというのです。私が生まれて初めて手に入れる、大きな出窓がついた浴室です。それはショールームのカタログに出てくるような、真冬でも浴室暖房機のいらないお気に入りの浴室なのです。「○○さん、お願いです。1階はどこもこれ以上グレードを落とさないでください。このままでお願いします」部長は、私の気持ちをわかってくださっている様子でした。