東京・銀座にあるラグジュアリーブランドの路面店

2011.07.06

東京・銀座にあるラグジュアリーブランドの路面店では、日曜日になると入店されたお客様にシャンパンを振る舞っています。そもそもは、ティファニーが映画『ティファニーで朝食を』のイメージをもとにはじめたサービスですが、今では多くのラグジュアリーブランドが、それにならって行っています。お酒が飲めない方にはオレンジジュースをサービスします。それも果汁100パーセント、絞りたてのフレッシュなものです。このようなサービスはラグジュアリーならではのものですが、上には上があるもので、たとえばニューヨークやシカゴにある、ラルフローレンのなかでもパープルレーベルというハイクラスの商品を扱う路面店には、まるでリビングのようなショップがあります。そこではほとんどすべてのカクテルを作ることができ、お客様に提供しています。そして、そのカクテルは誰が作るのかと言うと、販売スタッフなのです。つまり、そこの販売スタッフには、カクテルの知識も必要とされるのです。そのバーで飲んでいるお客様のもとに、販売スタッフが商品をお持ちします。採寸の専門家も同席していて、さまざまなリクエストに応じます。お客様はカクテルを口にしながら、スタッフが持ってきた商品のなかからお買い求めになるものを指差して示し、同時に採寸担当者が体にメジャーを当てます。お客様は、この一回で数十万円のお買い物をすまされます。こんなシーンを何度か目にする機会に私は恵まれましたが、店舗の外から眺めると、まるでディスプレーの一部のように見えて、なんとも素敵でした。お客様もスタッフも、そこにいるのが当然のように店の景色になじんでいるのが印象的でした。