通勤において「雨の朝」の次に憂うつなのは、「月曜日の朝」である。会社に「好きな人」でもいない限り、月曜日の朝を楽しみにできる人なんて、いない。いかに仕事が楽しい人でも、「週末」が終わった空しさは必ずあるはずなのだ。ところがその月曜日の朝、「どんな気持ちで会社に行くか」は、その一週間の自分を決定する大きなキモになる。朝、上機嫌で「おはようございます」が言えた日は、「一日中、善意の自分でいられる」し、逆に不機嫌に朝を始めてしまうと、その日一日、「カンジ悪い不機嫌な自分」のままで過ごしてしまうハメになる。一度スゴんだら引き返せないように、周囲に対しても自分自身にも引っこみがつかなくなるからなのだ。だから朝いちばんからいい顔を作っておくのは、イメージを操るためにも、自分の気持ちを操るためにも、絶対のルールなのである。週の始まりも同じ。月曜日に生き生きした表情で玄関を出ていくと、不思議だけれど、その一週間がずっと生き生き溌刺とし続けられる。だから提案。月曜日の朝は、あえて「いちばん好きな服」を着ていく。好きな服は、似合う服。好きな服は、女が必ずキレイに見える服。そして好きな服は、きっと元気が出る服であるはずなのだ。それを着ると、自然に顔がほころぶだろう。いちばん好きな服を、あえて憂うつな月曜日に当てる……それが、賢いOLの知恵なのである。みんなが何となく不機嫌な「ゲツアサ」に、キラキラしていると、それだけで女はとってもデキそうに見える。少なくとも上司はそういう部下が好き。覚えていて。